ドイツの人気ホッキョクグマ『クヌート』の成長記録動画
2011年3月19日に亡くなったドイツ/ベルリン動物園の大人気のホッキョクグマ、クヌートくんの成長をまとめた動画をご紹介。
参考サイト:クヌート (ホッキョクグマ) – Wikipedia
クヌート(ドイツ語: Knut、2006年12月5日 – 2011年3月19日)は、ドイツのベルリン動物園で生まれたホッキョクグマである。母グマが育児放棄したため、人工哺育された。その愛らしい姿からドイツ国内のみならず世界中での人気を集めた。
母親はカナダ生まれで、旧東ドイツの国営サーカスで芸をしていたトスカ(独:Tosca、20歳)。父親はミュンヘン動物園生まれのラルス(独:Lars、13歳)。トスカは2005年にも三つ子を出産していたがこのときも育児放棄している。
2006年12月5日、トスカはクヌートら双子の兄弟を出産するが、再び出産直後に遺棄したため、飼育係と獣医が双子を救出、人工哺育にきりかえた。クヌートの兄弟は生後4日目に感染症により死亡した。他方、クヌートは生後44日を人工保育器の中で過ごしたものの、飼育係であったトーマス・デルフラインの献身的な飼育により、その後順調に成長した。デルフラインは2008年9月22日に急逝。
2011年3月19日に池の中で死んでいるところを発見された。
2011年3月22日、ベルリン動物園は解剖の結果、クヌートの脳に重大な異常があり、これが死因になった、との所見を明らかにした。
ちなみに、ホッキョクグマの平均寿命は25~30歳だそうです。
- [YouTube] Knut Remembered
参考サイト:人気ホッキョクグマのクヌートが急死、ベルリン動物園 : AFPBB News
クヌートは2006年12月に生まれ、誕生時の体重は9キロ。同動物園でクマの赤ちゃんが生まれたのは30年ぶりだった。その後、一緒に生まれた兄弟ともども母親に「育児」を拒否され、ある動物愛護運動家が安楽死させるべきだと主張して以来、メディアの注目を集め、世界中で大きく取り上げられた。
クヌートの「育児係」となった飼育員、トーマス・ドーフライン(Thomas Doerflein)さんも、哺乳瓶でミルクを与え、エルビス・プレスリー(Elvis Presley)の歌をギターで弾き聞かせる姿が報じられた。ドーフラインさんは2008年に心臓発作のため44歳で急逝した。
- [YouTube] The cute Knut
- [YouTube] Knut – Devil in Disguise
クヌートくんがベルリン動物園にやってきてから1歳の誕生日を迎えるまでの写真画像がロイター通信で公開されていたのでご紹介しておきます。
誕生日プレゼントであるロウソクの形をした木製のおもちゃを大切そうにするクヌートくん
写真をすべて見るならこちら ≫ Life of Knut – REUTERS/Zoo Berlin
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