民間人の宇宙旅行用スペースシップの映像
宇宙航空会社ヴァージン・ギャラクティックが2011年6月から開始する予定の乗客向けの民間宇宙飛行サービスのデモンストレーション飛行の動画をご紹介。この宇宙船は大気圏外の手前までを補助する「ホワイトナイト・ツー」2機とそれらと分離して大気圏外へ飛行する「スペースシップ・ツー」1機で構成されているとのこと。
スペースシップツーとは?
スケールド・コンポジッツ モデル339 スペースシップツー (Model 339 SpaceShipTwo, SS2) は、開発中の宇宙旅行者向けの弾道飛行スペースプレーンである。スケールド・コンポジッツと、リチャード・ブランソンのヴァージン・グループによるジョイントベンチャーであるスペースシップ・カンパニー (The Spaceship Company) により、Tier 1bプログラムの一部として開発されている。2009年12月7日、カリフォルニア州のモハーヴェ宇宙港にて1号機VSSエンタープライズが公開され、2010年3月22日には母機に吊るされて初飛行を行った。
宇宙航空会社のヴァージン・ギャラクティックは、2009年以前には行われたことのなかった乗客向けの民間宇宙飛行サービスを提供するために、この宇宙機を5機編成で運用する予定である。初めての宇宙飛行は2011年6月前後に行うとしている。
参考サイト:スペースシップツー – Wikipedia
ワイトナイトツーとは?
スケールド・コンボジッツ モデル348 ホワイトナイトツー (Scaled Composites Model 348 WhiteKnightTwo, WK2)は、スペースシップツー宇宙船を発射するために使用される、輸送用のジェット航空機である。これはスケールド・コンポジッツによって、二段階の有人弾道飛行発射システムであるTier 1bの第一段階として開発された。ホワイトナイトツーは、スペースシップワンの母艦であるホワイトナイト(これはプロテウスに基づいて開発された)の成功に基づいている。
ヴァージン・ギャラクティックは2機のホワイトナイトツーを発注済みである。ホワイトナイトツーとスペースシップツーは、ヴァージン・ギャラクティックが行う弾道飛行で使用されるスペースプレーンのベースとなっている。
参考サイト:ホワイトナイトツー – Wikipedia
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